普通の家電はつまらない 美しいカデンをつくりたい。 熊本氏の「作る」ことへのこだわりからamadanaの誕生秘話、販売戦略にしゃちょーがせまった。

今まではビジネスモデルが新しかったり、対大手・対家電量販店という意味でも存在そのものを含めて、周囲から評価をいただいていましたが、携帯電話は数も多いですし、誰にでも非常に身近な家電の一つだと思うんです。ここにamadanaブランドで参入したことで、今までの存在感で評価をいただいていた部分から、新しいマーケットの価値を提示したというか、僕ら自身が一皮向けたのかなと思っています。
第一フェーズの集大成が携帯電話だということですね。ここで経営理念にあった『我々はユーザーニーズをすべての原点とし、細かなディテールまでこだわったベストなコンシューマープロダクトを創造します。我々は、ユーザー、製造メーカー、流通の抱えるあらゆる課題をソリューションし、フレキシブルなビジネスデザインを実現することで、魅力ある家電商品を世に生み出し、社会の公器になることを目指します。』ということについてお伺いしたいのですが?
流通ありき、モノありきで考えるのではなく、 せっかくゼロから始めているので、すべてを一度フラットにして 考える事業モデルにしていきたいと思っているんです。
私がこの言葉を面白いと思ったのは、プロダクトだけでなく、流通というところにまで言及している部分で、まさに熊本さんご自身が生い立ちから設立までを線で見てきているからこそなんだな、と思ったのですが、やはり流通方法にはこだわりをお持ちですか?
メーカーというか家電業界では、家電を作ったら家電屋で売るという前提で物を作っているので、そこはもう一回考え直していいのかなって思っていました。ですので、販路ありきではなく、ユーザーと作った商品とをどうコミュニケーションさせるかって時にふさわしい販路を考えていくようにしています。
そうすると、リアル・フリートの販売戦略はダイレクトがベストとお考えですか?
ダイレクトはやはり究極ですよね、メーカーにとっては。作った本人の顔が見えたり思想が見えたり、サポートも直接行うというのは当然ユーザーにとっても絶対にいいはずで。
もう一つのダイレクトのチャネルであるインターネットの現状認識はいかがでしょうか?

売るって言うことに関して言うと、最重要課題と思っているのですが、販売チャネルとブランド認知の機能として考えたときに、バランスよくやっていかなければいけないな、という認識は持っています。ただ、会社を立ち上げたときに『amadanaというのは家電のブランドなんだ』 と言っていただくことが、ものすごくハードルが高いことだと思っていたんです。
とおっしゃいますと?
やはり家電といえば大手じゃないですか。独立系ベンチャーの家電メーカーって...っていう先入観を皆さん持っていると思うので、amadanaを家電ブランドと認知いただくのは難しいことだなと思っていたんです。家電メーカーというと安心・安全で...
壊れない、というのも重要ですよね
そうですね。新しい家電ブランドと認知させることはすごく重要。雑貨ブランドとか、デザインブランドといわれるのではなく、家電ブランドとなることをすごく意識していました。

ではそのために実際取った戦略とはどういったものだったのでしょうか?
製品のスペックとデザイン、生活シーン、サービスのバランスを保つこと、それをwebでも徹底的に意識して告知してきました。正直、販売は二の次になっていたかもしれないですね。ただ、そうしたインターネットの効果と、直営店が出たことで、家電メーカーとしての存在を認知していただくことができたかなと。また、携帯電話でも家電ブランドというのを前面にだせていけたと思っています。
となると、今度はどこで買えるんですか?っていう話になっていくんですよね。そうなるとやはりWebチャネルを強化していくフェーズにきているのかと思っています。
そしてアフィリエイトをスタートされて3ヶ月。個人のアフィリエイターは消費者としても見て取れるわけですが、そういう方々がamadanaをどう表現するか、広い意味での口コミ効果をどう担っていくかを非常に興味深く思っています。ネット上の消費者の評価についてはどうお考えですか?
非常に重要になってくると思いますね。今の時代、情報の収集の仕方が5-6年前とは格段に違っていますよね。それこそ近所の街のおじさん的な口コミ効果を担っていけるのが、アフィリエイトの大きな魅力だと思っています。
本日は、お忙しい中ありがとうございました。
花崎締めのコメント:
インタビューの冒頭、いきなり「しゃちょーが行く!」ミズノのバット工場編 に強い食いつきを示していただいたほど、学生時代は野球に打ち込
み「商売などは考えもしなかった」という熊本社長。
しかし幼少時からいつも生活の傍にあった"家電"の世界に、デザインという新
たな息吹を吹きこむことで、新たなライフスタイルとしての"カデン"を作り上
げた熊本社長の手腕は、かつて野球で培った集中力と強い"思い"がその源泉な
のだということを、インタビューの間、一貫して感じました。
そして、複雑な流通チャネルを排し、"作り手の顔や思いが見える、伝わる"ダイレクト
チャネル(直営店舗+インターネット)にこだわる熊本社長の考えにも強い共感
を覚えます。そのダイレクトチャネルでの飛躍の一端を担うべく、「リアル・フリート」
「amadana」のネーミングに託した熊本社長の"想い"の実現に向けて、リンクシェアもできる限りのサポートをしていきたいと心を新たにしました。
| 代表取締役: | 熊本 浩志 | ![]() |
| 資本金: | 2億3500万円(準備金含む) | |
| 事業内容: | 電化製品、オーディオ製品の企画・デザイン・販売 | |
| コーポレートサイト: | http://www.realfleet.co.jp/ | |
| 運営サイト: | amadana: http://www.amadana.com/ barouche: http://barouche.net/ |
▼amadanaの「デスクトップオーディオ2」がある暮らし
http://shop.linkshare.ne.jp/review/pc/amadana2.html#more
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