

商品券配布のリサーチラボやレビューアフィリエイトなど、新たな手法にも積極的に取り組む、55カ国以上8,500店舗以上を展開する世界ブランドの宅配ピザチェーン「宅配ピザのドミノ・ピザ」。宅配ピザといえば「ドミノ」という根強い固定客を持つドミノ・ピザが、アフィリエイトに求めることとは?

岩崎氏
私の上司がわりと行動力があるというか、決めたら走らせよう、みたいなところがあったので。そもそも2004年に自社でEコマースのシステムを作ったのですが、そのときも3ヶ月でつくれ、みたいな。ヒエーって感じでした(笑)毎日徹夜みたいな状態で、今のシステムができあがったんです。
そこからはやれることが増えましたし、インターネットで物が実際に売れるのが見えてくると徐々にネットにかけられる予算も増えてきて。
リンクシェアとの提携は2005年ですが、まず「アフィリエイト」という言葉に興味をもって、独自で本を読んだりネットで調べたわけです。そのとき、ちょうど大手パソコンメーカーがリンクシェアのアフィリエイトを開始したというニュースを見たんですね。
そこで大手企業が参加しているアフィリエイトのネットワークがあると知って。資料請求したりして2004年の秋ぐらいにお話を伺って、そこから検討し準備を重ね、翌年導入に至りました。

ニコニコ動画にて、@ピザと入力するとドミノ・ピザの注文画面に飛ぶという仕組みにアフィリエイトリンクを活用した事例
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001057.html
クリックが殺到し、ドミノ・ピザ側のサーバが一時パンクしかけるといった事態になるくらい、世の中の反響を呼んだ。
岩崎氏
ニコニコ動画さんとの取り組みは、もともとのアフィリエイトというプラットフォームに参加に対する私のひとつの考え方ですけれど。
ひとつひとつの会社さんとかサイトさん同士とがっぷり組んでやっていく、というのは費用も時間もかかります。それを共通のプラットフォームで成果をトラッキングする仕組みを使って共通の広告素材をつかってというのはやはり思い立ったらすぐにできるわけで。面白いことをやろうとしたらお互い大変なことも多い中、アフィリエイトという仕組みは、とてもありがたいんです。

岩崎氏
ご提案はいろいろいただくのですが、やっぱり商品が食材だと動画で出すにはそれなりの環境とか状況をつくらなければいけない。「シズル感」を見せるのであれば。なので、まだ現在はスチール(静止)のほうがまだ表現できるのかな、ということで実施には至っていません。
エニグモさんで実施したブログのプロモーションで、一般の方が企業のCMをつくるというのがありまして、「シャワーを浴びている最中にピザが届いた。裸のまま飛び出して受け取ったが、待ちきれずにシャワーをあびながら夢中で食べる‥とか(笑)商品の「シズル」ではないけれどすごく面白い動画でした。

岩崎氏
アルバイトをはじめたのは単純に、バイクに乗れる仕事がしたかったから(笑)当時はすごく憧れの仕事でした。外を走れて楽しそうだな、と。ドライバーからはじまって、ピザを作り、マネージメントなどお店の運営業務にもかかわっていき店長見習いを1年半、95年に店長になってそのあと3つの店舗をやりました。そんなとき本社でたまたま人材を募っていたんです。
外食業界全体がそういう傾向ではありますが、ドミノの本社は大半が店舗出身者(※同席の武井氏も店舗で店長を3年して、昨年の10月から本部に)。ジョブローテーションの機会に営業からマーケティングの部署に移りました。マーケティングの前任者がやっていたのがインターネットまわり。当時は何か新しいことができないかな、ということでWEBサイトの運営とか、メールマガジンを発行しようとか。
大きな契機となったのは2003年です。もともと私の入社した当時から、会社としてEコマースをやりたいという話はあったのですが、バーチャルモールだとかの時代、実験的に出店したりも。残念ながらオーダーもほとんどなく(笑)
世にいうブロードバンドの影響もあって、インターネットでビジネスができるという土壌ができあがりつつあった。そのときちょうど宅配専門ポータルができて、テスト的に参加してやりはじめたのが2003年。やりはじめたら「こりゃ結構オーダーくるね、これなら自前のものが欲しいね」と。
そのときはASP利用していたので、オーダーのインフラとしてはネットで受けるけれどその情報は店舗にファックスで届く。それを自社の端末に転記して‥とか混乱、パニックになって。30分でお届けするというわれわれのビジネスモデルにはあわなかった。そこでよしやろう!と、怒涛の3ヶ月がはじまるわけです(笑)

岩崎氏
やはり日本発の宅配ピザということで、ある程度のご年齢の方ですと「やっぱりピザってドミノだよね」という方は結構多いですね。だからブランド指名買いだとドミノ・ピザていう傾向はありますね。
ある意味われわれが「押したい商品」はWEBのほうが売れやすいです。期間限定商品とかキャンペーン商品だとかは圧倒的にWEBのほうが多い。チラシは多くても1ヶ月に1回接触すればいいほうですが、ネットの場合はメールとかバナーとか、アフィリエイトさん経由とか‥やはり情報の接触機会の頻度の違いでしょうね。

岩崎氏
なにかサービスがはじまったら、世の中で流行る手法があったら、1回目のクライアントになる、宅配ピザ業界初、とかね。PRという目的もありますし。新しいことに少しずつトライしていくことで、ずっとお付き合いできるような品質の高いサービスをみつけていきたいと考えています。まあ1年間の中でいいものを1つ2つみつけられればいいな、と。
業界としても、やっぱりまだまだリアルのビジネスが主体ではあります。紙媒体にかけている広告予算が圧倒的に大きいですが、ようやくネットの広告予算も増えてきたのでアフィリエイトの方に、もっと還元できれば、と。
ピザって不思議なポジショニングで、外食だけどグルメじゃない。グルメサイトに広告を出すのがいいのかといったらそれも違います。通販といえば通販的。ようするに「機会食」なんです。1年間の中である程度決まった周期で利用される。ジャンルとしては、やはりエンタメとは相性がいいですね。

岩崎氏
ピザって広告を載せてすぐに売れるものではないんですね。でもその広告の載せているサイトにきているユーザさんの特性によって、ライフスタイルによって‥例えばクリスマスになると必ずピザが食べたくなるとか、お誕生日だからっていう。その人がもっているスケジュール感で頼まれるものですから、根気をもってやってもらいたいですね。これはドミノだけではなくアフィリエイト全般にいえるのかもしれませんが‥。
あとはバナー記事1本パッと貼ってポンッと売れるほど簡単なものではないという、まあこれも月並みなんですけど(笑)レビューをしていただくとか、シチュエーションを提案していただくとか、ブログなら記事を書くとかしていただくと、やはり効果はあるのかな、と。とにかく根気よく続けていただけると成果に結びつく日もやってくると思います。
インタビュー協力:
宅配ピザのドミノ・ピザ
http://www.dominos.jp/
55カ国以上に、8,500店舗以上を展開する世界ブランドの宅配ピザチェーンで、株式会社ヒガ・インダストリーズが米国の宅配ピザチェーン大手 Domino's Pizza 社(本社:米国アナーバー)から国内のフランチャイズ権を得て、日本で初めての宅配専門のピザ店として、1985年9月に東京・恵比寿に1号店をオープンして以来、181店(2008年11月30日現在)が営業中、お店で手作りの焼きたてピザを30分程でお客様にお届けしております。
2004年よりフランチャイズ展開を開始、全国サービスの実現に向けてただいま出店戦略を加速、さらに、近年では自社開発のECサイトを導入するなど、宅配ピザチェーン業界に先駆けてインターネット分野への積極的な投資を行い、また販売を拡大するための新たなウェブ広告展開に積極的であることも特徴です。
是非ご提携ください。
会社名:株式会社ヒガ・インダストリーズ
事業開始:1964年3月
代表者:代表取締役社長 ヒガ アーネスト マツオ
資本金:4億1600万円
事業内容:
1.全世界(55カ国以上)で店舗展開(8,500店舗以上)しているドミノ・ピザのチェーン運営。
2.世界中に店舗展開(5,000店舗以上)しているクイズノス・サブのチェーン運営。
インタビュアー:牧野友子
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