リンクシェア スペシャルインタビュー

リンクシェア・ジャパン(株)の新社長 津田による社長対談復活第1弾!夢展望株式会社 代表取締役社長 岡 隆宏様にシャチョーが迫った!!

世界不況の中、売上を驚異的に伸ばしている夢展望。前期年商45億円で昨年比150%、数年後には年商100億円見込む。まずは誕生秘話について、同じく関西出身の津田が迫る。

お客様へ「夢」を売る、夢展望

岡社長:

僕は、エンターテインメントの仕事を20年(オンラインレンタル、ゲーム、玩具など)してきたので、基本的にECもエンターテインメントだと思っています。単純な価格競争では面白くない。実は、今のアパレル業の前は、ダイエット・コスメや、オークションも扱っていました。ただ、2006年の改正薬事法で販売できなくなりました。

当時すでに女性会員が多かったので、アパレルに力を入れる前はグルメも扱ってみたが、大失敗しました。とにかく、仕入れが大変だし、商品が腐る。冬にカニ鍋セットを扱っていたのだけど、あの時は大雪やってんなぁ...配達が届かなくて。『友達が集まってるのにどうしてくれんねん!』と、お客様へ迷惑ばかりかけていました。

素人なので、在庫をえらい残して、結果的にメーカーさんにも迷惑かけたし。粗利も30%ほどしか取れず、マーケティングを行いづらかった。粗利は企業のエネルギーの源。ここが小さいと、将来のビジョンもこじんまりとして「」がない。今のファッション業での粗利は60%前後。エネルギーの源が大きければ、「大きな」が見られますよね。

2003年、世間をにぎわせた香港、SARS。実は第一感染者が、当時の会社のある同じビルに勤めていた人だったとか。

岡社長:

(夢展望設立前の、)2003年当時は香港で、玩具を作っていたのですが、SARSの流行もあり、まさしく命がけの商売。社員の家族から、香港へ行かせないでくれと懇願された時期もありました。ゲーム、玩具業界も少子化などでマーケットも縮小。カントリーリスクや円高もあり、目標が前年比トントンとか、おもろない。それで違う業態を、ということを模索していました。

津田

色々な業態ではあったけど、そこで海外でのモノづくりのパターンをわかっていたので、ファッションに転用できた?

岡社長:

そういうことやね。

津田

僕もベトナムに90年代後半、2年ほど駐在していました。

岡社長:

まだまだとんでもない時代だったでしょ!(笑)

津田

はい、そうでしたね(笑)当時のご苦労は?

岡社長:

ぼくらの頃なんて、だまされるのが当たり前。契約をして、できるできると言っておいて、ひどい時はそもそもやっていなかった。そういう繰り返しでかなり勉強して、現地の信用できるパートナーをみつけることで、ようやくビジネスの形になりました。

津田

例えば中国台湾のマーケットプライスは、激安からものすごく高いところまで、幅広いですよね。日本は平均よりちょっと高い位。アジアでものを売る際の価格戦略は?

岡社長:

試行錯誤中やけど、基本的にはまずアウトレット商品を出します。お客様からの信頼を得たら、はじめてプロパー商品を売ると。ただ、その前に人づくりが重要だと思います。ヒト・モノ・カネとよく言いますが、各国とも、四季も文化も違うので、現地で活躍できる人づくりが重要。徐々に現地の優秀な人が増えれば、その判断自体を任せられる。日本・中国・台湾・韓国、色々なトレンドがあって面白いよね。

売れる!「カワイイ」法則の誕生

津田

売り上げが飛躍的に伸びておられますが、最初は赤字が続いていたとか。それでも、「これはイケる!」と思った、出来事や瞬間はあったのでしょうか?

岡社長:

ずっと赤字やったで(笑)ま、ほんならここでこちらを見てください。(岡社長、おもむろに持参のパソコンでDVD放映。直近でテレビ取材を受けたものを用いて説明)

ファッション業の当初は、シューズを取り扱うも、なかなか思うように売れず、試行錯誤。そんな中、岡社長の奥様でもある、岡常務が自らサンダルをデザイン。インソールの水玉、取り外しができる大きな花飾り、かかとには大きなハート印。1足1,980円で、即1万足売上実現!ここで、「激安カワイイ」コンセプトを作り上げた。

中国の工場の閑散期に大量発注することで、かなりのコストダウンを実現。売れるカワイイ法則は、とにかく『安い』。インターネットショッピングのハードル、たとえば送料や試着ができない、といった問題は、価格が"圧倒的"に安ければ、お客様が「買う」理由ができる。

1,000円を切る商品群が豊富。驚く安さでも質には自信アリ。体形がキレイに見えるデザインも重視。昨年力を入れた、「スーツ6点セット:1万円ポッキリ」の商材が爆発的に売れる。毎週新商品が出るというのは、ファッションに敏感な20代へ刺激に。

「カワイイ色」カラーバリエーションも相当数用意。サイト上で1,000円のカットソーでグリーンを推すか、ピンクを推すかで売り上げが倍変化。よりカワイイイメージのピンクに切り替えたとたんに、注文が殺到したそう。

岡常務:
「カワイイね」と言わるのは女性にとっていくつになっても嬉しいですよね。モデルのポーズも、男の人が後ろから声をかけてきて、「え、なに?」と振り返った表情になるよう、こだわっています。肌の色もより白く、アイメイクもより黒眼で大きくぱっちりと加工します。

岡社長:

なにがなんでも「カワイイ」イメージ作りにこだわる、これ、まさにエンターテインメントやね。赤字が続いていた時は、リソースや画像品質を落とすとか、普通はするだろうけれど、僕らは画像で勝負、ここの質だけは落としたくなかった。

津田

同類他社では、SPA型でやってない?

岡社長:

そうでもないんやけど、ネットだけで販売するというのは、今のところわが社のみやね。

津田

そこで、価格設定に差別化ができたのですね。

・・・後半編では、今後の戦略についてお聞きします。

投稿者: リンクシェア 日時: 2010年1月 4日 10:01 パーマリンク

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