アフィリエイトサイトを作成 vol.2 メディアとサイトの種別
公開日:2025年4月23日
【はじめに】アフィリエイトメディア種別
しかし、目的やターゲットに合わないメディアに広告を出しても、期待する成果を得ることは難しいでしょう。効果的に成果を上げるためには、アフィリエイト広告の基本や、利用可能なメディアの特徴を正しく理解することが欠かせません。
以下は、主なメディアの基本的な知識や特徴です。
※ポイントサイトは、個人で運営するというよりも、企業が運営するケースが多いですが、アフィリエイトの仕組みを理解する上で参考になります。
【1】ブログサービス種別のご紹介

ブログは、個人でも簡単に始められるうえ、長期的に安定した成果を狙えるため、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
この記事では、以下の2つのタイプにわけて、アフィリエイト広告におけるブログの種類や特徴、始め方について紹介します。
初期費用がかからず、簡単に始められるため、特に「まずはアフィリエイトを試してみたい」という方におすすめです。
ただし、無料ブログにはいくつかの制約もあるため、メリットとデメリットをしっかり理解しておくことが重要です。
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✓初期費用がかからない
無料ブログは、ドメインやサーバーの費用が不要で、登録するだけで簡単に始められます。特に、アフィリエイト初心者にとってはリスクが少ない点が魅力です。 -
✓操作が簡単
無料ブログサービスは、初心者でも直感的に操作できるように設計されています。HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、すぐに記事を投稿できるのが特徴です。 -
✓集客力がある
一部の無料ブログサービスには、プラットフォーム自体に多くのユーザーがいるため、ブログを公開するだけで一定のアクセスが期待できます。
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✓規約の制約がある
無料ブログサービスの多くは、アフィリエイトに関する規約が設けられています。例えば、アメブロでは商用利用が禁止されているため、アフィリエイトリンクを貼る際には注意が必要です。 -
✓サービス終了のリスク
無料ブログサービスは、運営会社の都合でサービスが終了する可能性があります。これにより、せっかく作り上げたブログが突然使えなくなるリスクがあります。 -
✓広告が表示される
無料プランでは、運営会社の広告が自動的に表示されることが多く、読者にとって煩わしく感じられる場合があります。また、広告が収益性に影響を与えることもあります。
まず、サービスごとにアフィリエイトの利用規約が異なるため、商用利用が可能かどうかを確認しておくと安心です。また、デザインや機能を自由に変更したい場合は、HTMLやCSSの編集が可能なカスタマイズ性の高いサービスを選ぶと、自分の理想に近いブログを作りやすくなります。これらを踏まえて、自分に合ったサービスを選びましょう。
サービス名 | サービスURL | 特徴 | 利用可能なASP |
---|---|---|---|
アメーバブログ | https://ameblo.jp/ | 国内最大級のブログサービス。芸能人ブログが多く、SNS機能や簡単な操作性が特徴。 | アメブロの公式アフィリエイトサービスである「Ameba Pick」のみ |
はてなブログ | https://hatena.blog/ | SEOに強く、ブロガーやライターに人気。特に情報発信や専門的な内容を扱うブログで利用者が多い。 | ASPの制限なし |
Livedoorブログ | https://blog.livedoor.com/ | 無料で広告非表示が可能。カスタマイズ性が高く、アフィリエイトにも適している。 | ASPの制限なし |
楽天ブログ | https://plaza.rakuten.co.jp/ | 楽天市場との連携が強く、楽天ユーザーやアフィリエイト初心者に人気。 | 「楽天アフィリエイト」「リンクシェア アフィリエイト」「TG アフィリエイト」のみ |
FC2ブログ | https://blog.fc2.com/ | カスタマイズ性が高く、HTMLやCSSの編集が可能。アダルトコンテンツも許可されている。 | ASPの制限なし |
Seesaaブログ | https://blog.seesaa.jp/ | 無料で複数のブログを作成可能。HTMLやCSSの編集が可能。 | ASPの制限なし |
note | https://note.com/ | 記事の販売機能があり、コンテンツを有料で提供可能。SNS的な要素が強い。 | 「Amazonアソシエイト」のみ |
独自ドメインサイトは、独自ドメインとレンタルサーバーを利用して、自分だけのサイトを作る方法です。
この方法では、デザインや機能を自由にカスタマイズできるため、アフィリエイトに最適な環境を整えることができます。
作成する際には、CMS(=コンテンツ・マネジメント・システム)を利用するのが一般的です。CMSを使うことで、専門的なプログラミング知識がなくても、簡単にサイトを構築・管理することができます。
CMSとは、ウェブサイトのコンテンツ(文章や画像など)を簡単に作成・編集・管理できるシステムのことです。プログラミングの知識がなくても、管理画面を使って直感的に操作できるため、初心者でもウェブサイトを構築・運営しやすいのが特徴です。
たとえば、ブログ記事を投稿したり、画像を追加したり、デザインを変更したりといった作業を、専門的なコードを書くことなく行うことができます。
代表的なCMSには、WordPress、Wix、Squarespace、Drupalなどがあります。
以下では、WordPressを例に独自ドメインサイト構築の手順を紹介します。
サイト構築の流れ
ドメインを取得する
ドメインは、サイトの「住所」にあたる部分です。たとえば、「example.com」のような名前がドメインで、これを使うことで特定のウェブサイトにアクセスできます。
ドメインの例:
- example.com(一般的な商用サイト向け)
- example.net(ネットワーク関連や技術系サイト向け)
- example.jp(日本国内向けのサイトに適したドメイン)
- example.shop(ECサイトやオンラインストア向け)
- example.blog(ブログ運営に適したドメイン)
以下のようなドメイン取得サービスを利用して、希望するドメインを取得します。
- お名前.com 国内最大手のドメイン取得サービス。サポートが充実しており、初心者にも安心です。
- ムームードメイン シンプルで使いやすいインターフェースが特徴。初心者に人気があります。
- Xserverドメイン サーバーとセットで利用すると便利。割引キャンペーンが頻繁に行われています。
レンタルサーバーを契約する
レンタルサーバーは、サイトのデータを保管し、インターネット上で公開するために必要です。以下は、アフィリエイトに適したレンタルサーバーの例です。
- エックスサーバー 高速で安定性が高く、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
- ConoHa WING コスパが良く、初心者でも簡単に使えるサーバーです。
- ロリポップ! 低価格で利用できるため、初期費用を抑えたい方におすすめです。
取得したドメインとレンタルサーバーの連携
取得したドメインと契約したレンタルサーバーを連携させます。この作業を行うことで、ドメインを使ってサーバー上のデータにアクセスできるようになります。
WordPress(CMS)をインストールする
レンタルサーバーの管理画面から、WordPressをインストールします。多くのサーバーでは「クイックインストール」機能が用意されており、数クリックでインストールが完了します。
手順:
- 1. サーバーの管理画面にログイン
- 2. WordPressのインストールを選択
- 3. サイト名や管理者情報を入力してインストールを完了
テーマやデザインを設定する
WordPressをインストールしたら、サイトのデザインを整えます。WordPressには無料・有料のテーマが豊富に用意されています。自分のサイトに合ったテーマを選び、デザインをカスタマイズします。
サイトのデザインやレイアウトを決めるテンプレートのことです。テーマを変更することで、サイトの見た目や構成を簡単にカスタマイズできます。
プラグインをインストールする
必要な機能を追加するために、プラグインをインストールします。
プラグインとは、ソフトウェアやアプリケーションに追加機能を提供するための拡張モジュールやプログラムのことを指します。とりわけ、WordPressの「プラグイン」とは、サイトに新しい機能を追加するための拡張機能のことを指します。
プラグインをインストールすることで、WordPressの基本機能を強化したり、特定の目的に応じた機能を簡単に追加できます。
WordPressのプラグインには、以下のような種類があげられます。
プラグインの例:
- SEO対策:Yoast SEO、All in One SEO Pack
- セキュリティ:Wordfence Security
- バックアップ:UpdraftPlus
- お問い合わせフォーム:Contact Form 7
コンテンツを作成&サイトを公開して運営開始
すべての設定やデザイン、コンテンツ作成ができたら、サイトを公開して運営を開始します。公開後は、定期的にコンテンツを更新し、アクセス解析を行いながら改善を続けます。
【2】サイト作成後のステップ

これを実現するためには、検索エンジンがサイトの情報を収集し、そのデータを登録する仕組み(これを「インデックス」といいます)にサイトを登録してもらう必要があります。インデックスされると、Googleの検索結果にサイトが表示されるようになり、検索を通じて多くの人がサイトを訪れる可能性が高まります。
特に日本国内では、Googleの検索エンジンシェアが非常に高く、【約75%~80%】のユーザーがGoogleを利用していると言われています。そのため、Googleに認知され、検索結果に表示されることは、サイトやブログのアクセス数を増やすために非常に重要です。
<参考>日本国内の検索エンジンシェア率(2024年データ)

そのため、まずは作成したサイトやブログが、Googleに認知されるために対策をすることが最優先事項となります。
- Google Search Consoleにアクセスし、サイトを登録する。
-
サイトマップ(例:
https://example.com/sitemap.xml
)を作成し、送信する。 - インデックス状況を定期的に確認し、エラーがあれば修正する。
1. レンタルサーバーの管理画面でSSL証明書を有効化する。
2. サイトURLを「
http://
」から「https://
」に変更する。3. 必要に応じて、旧URLから新URLへのリダイレクト設定を行う。
1. ユーザーのニーズに応える情報を提供する。
2. キーワードを適切に含めたタイトルや見出しを設定する。
3. 他サイトのコピーではなく、独自性のある内容を作成する。

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