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アフィリエイトサイトを作成 vol.2 メディアとサイトの種別

公開日:2025年4月23日

サイト作成2

【はじめに】アフィリエイトメディア種別

アフィリエイト広告にはさまざまな手法があり、活用できるメディアも多種多様です。

しかし、目的やターゲットに合わないメディアに広告を出しても、期待する成果を得ることは難しいでしょう。効果的に成果を上げるためには、アフィリエイト広告の基本や、利用可能なメディアの特徴を正しく理解することが欠かせません。

以下は、主なメディアの基本的な知識や特徴です。

1-1. ブログやサイト
ブログやサイトはアフィリエイト初心者に最もおすすめのメディアです。自分のペースで記事を投稿でき、検索エンジンからの集客(SEO)を狙いやすいのが特徴です。
✓ 長期的に安定した収益を狙える一方で、記事作成やSEO対策に時間がかかるため、継続的な努力が必要です。
1-2. SNS(X、Instagram、TikTokなど)
SNSを活用してアフィリエイトリンクを拡散する方法です。特にフォロワーが多い場合、短期間で収益を上げやすいのが特徴です。
✓ フォロワーを増やすための努力が必要で、継続的な投稿やエンゲージメント(=いいね数やコメントなどユーザーからの反応)の向上が求められます。
1-3. YouTube
動画を使ったアフィリエイトも人気です。商品レビューや使い方を動画で紹介することで、視聴者にわかりやすく伝えられるのが特徴です。
✓ 視覚的に訴求力が高い一方で、動画編集のスキルや機材が必要で、制作に時間がかかる場合があります。
1-4. メルマガ
メールマガジンを使ってアフィリエイトリンクを配信する方法です。読者に直接アプローチでき、信頼関係を築きやすいため、高い成約率が期待できるのが特徴です。
✓ メルマガ読者を集めるのが難しく、読者リストの構築に時間と労力が必要です。
1-5. ポイントサイト
ポイントサイトは、ユーザーが特定のアクション(商品購入、サービス登録など)を行うことでポイントを獲得できる仕組みを提供するメディアです。ポイントサイト自体がアフィリエイトの仕組みを活用しており、運営者が広告収益を得る形です。

※ポイントサイトは、個人で運営するというよりも、企業が運営するケースが多いですが、アフィリエイトの仕組みを理解する上で参考になります。

✓ ユーザーにとって「ポイントが貯まる」という直接的なメリットがあり利用者を集めやすい一方で、システム構築や運営コストがかかるため、初心者が個人で運営するのは難しい場合があります。

【1】ブログサービス種別のご紹介

ブログ作成
アフィリエイト広告にはさまざまな手法があり、活用できるメディアも多岐にわたります。その中でも、特に一般的で多くのアフィリエイターが活用しているのが「ブログ」です。

ブログは、個人でも簡単に始められるうえ、長期的に安定した成果を狙えるため、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。

この記事では、以下の2つのタイプにわけて、アフィリエイト広告におけるブログの種類や特徴、始め方について紹介します。

A. 無料ブログサービスを利用する
無料ブログサービスは、アフィリエイト初心者が最初に取り組むのに適した選択肢です。

初期費用がかからず、簡単に始められるため、特に「まずはアフィリエイトを試してみたい」という方におすすめです。
ただし、無料ブログにはいくつかの制約もあるため、メリットとデメリットをしっかり理解しておくことが重要です。

無料ブログを利用するメリット
  • 初期費用がかからない
    無料ブログは、ドメインやサーバーの費用が不要で、登録するだけで簡単に始められます。特に、アフィリエイト初心者にとってはリスクが少ない点が魅力です。
  • 操作が簡単
    無料ブログサービスは、初心者でも直感的に操作できるように設計されています。HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、すぐに記事を投稿できるのが特徴です。
  • 集客力がある
    一部の無料ブログサービスには、プラットフォーム自体に多くのユーザーがいるため、ブログを公開するだけで一定のアクセスが期待できます。

注意しておきたいポイント
  • 規約の制約がある
    無料ブログサービスの多くは、アフィリエイトに関する規約が設けられています。例えば、アメブロでは商用利用が禁止されているため、アフィリエイトリンクを貼る際には注意が必要です。
  • サービス終了のリスク
    無料ブログサービスは、運営会社の都合でサービスが終了する可能性があります。これにより、せっかく作り上げたブログが突然使えなくなるリスクがあります。
  • 広告が表示される
    無料プランでは、運営会社の広告が自動的に表示されることが多く、読者にとって煩わしく感じられる場合があります。また、広告が収益性に影響を与えることもあります。
無料ブログを選ぶ際は、上記の注意点の他にいくつか意識しておきたいポイントがあります。

まず、サービスごとにアフィリエイトの利用規約が異なるため、商用利用が可能かどうかを確認しておくと安心です。また、デザインや機能を自由に変更したい場合は、HTMLやCSSの編集が可能なカスタマイズ性の高いサービスを選ぶと、自分の理想に近いブログを作りやすくなります。これらを踏まえて、自分に合ったサービスを選びましょう。

以下に、アフィリエイトに利用できる代表的な無料ブログサービスを詳しく紹介します。
サービス名 サービスURL 特徴 利用可能なASP
アメーバブログ https://ameblo.jp/ 国内最大級のブログサービス。芸能人ブログが多く、SNS機能や簡単な操作性が特徴。 アメブロの公式アフィリエイトサービスである「Ameba Pick」のみ
はてなブログ https://hatena.blog/ SEOに強く、ブロガーやライターに人気。特に情報発信や専門的な内容を扱うブログで利用者が多い。 ASPの制限なし
Livedoorブログ https://blog.livedoor.com/ 無料で広告非表示が可能。カスタマイズ性が高く、アフィリエイトにも適している。 ASPの制限なし
楽天ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/ 楽天市場との連携が強く、楽天ユーザーやアフィリエイト初心者に人気。 楽天アフィリエイト」「リンクシェア アフィリエイト」「TG アフィリエイト」のみ
FC2ブログ https://blog.fc2.com/ カスタマイズ性が高く、HTMLやCSSの編集が可能。アダルトコンテンツも許可されている。 ASPの制限なし
Seesaaブログ https://blog.seesaa.jp/ 無料で複数のブログを作成可能。HTMLやCSSの編集が可能。 ASPの制限なし
note https://note.com/ 記事の販売機能があり、コンテンツを有料で提供可能。SNS的な要素が強い。 「Amazonアソシエイト」のみ
B. 独自ドメインサイトを作成する

独自ドメインサイトは、独自ドメインとレンタルサーバーを利用して、自分だけのサイトを作る方法です。

この方法では、デザインや機能を自由にカスタマイズできるため、アフィリエイトに最適な環境を整えることができます。

作成する際には、CMS(=コンテンツ・マネジメント・システム)を利用するのが一般的です。CMSを使うことで、専門的なプログラミング知識がなくても、簡単にサイトを構築・管理することができます。

CMS(=コンテンツ・マネジメント・システム)とは?

CMSとは、ウェブサイトのコンテンツ(文章や画像など)を簡単に作成・編集・管理できるシステムのことです。プログラミングの知識がなくても、管理画面を使って直感的に操作できるため、初心者でもウェブサイトを構築・運営しやすいのが特徴です。

たとえば、ブログ記事を投稿したり、画像を追加したり、デザインを変更したりといった作業を、専門的なコードを書くことなく行うことができます。

代表的なCMSには、WordPress、Wix、Squarespace、Drupalなどがあります。

CMSにはさまざまな種類がありますが、特に人気が高いのがWordPressです。WordPressは世界中で利用されているオープンソースのCMSで、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。

以下では、WordPressを例に独自ドメインサイト構築の手順を紹介します。

サイト構築の流れ

1

ドメインを取得する

ドメインは、サイトの「住所」にあたる部分です。たとえば、「example.com」のような名前がドメインで、これを使うことで特定のウェブサイトにアクセスできます。

ドメインの例:

  • example.com(一般的な商用サイト向け)
  • example.net(ネットワーク関連や技術系サイト向け)
  • example.jp(日本国内向けのサイトに適したドメイン)
  • example.shop(ECサイトやオンラインストア向け)
  • example.blog(ブログ運営に適したドメイン)

以下のようなドメイン取得サービスを利用して、希望するドメインを取得します。

  • お名前.com 国内最大手のドメイン取得サービス。サポートが充実しており、初心者にも安心です。
  • ムームードメイン シンプルで使いやすいインターフェースが特徴。初心者に人気があります。
  • Xserverドメイン サーバーとセットで利用すると便利。割引キャンペーンが頻繁に行われています。
2

レンタルサーバーを契約する

レンタルサーバーは、サイトのデータを保管し、インターネット上で公開するために必要です。以下は、アフィリエイトに適したレンタルサーバーの例です。

  • エックスサーバー 高速で安定性が高く、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
  • ConoHa WING コスパが良く、初心者でも簡単に使えるサーバーです。
  • ロリポップ! 低価格で利用できるため、初期費用を抑えたい方におすすめです。
3

取得したドメインとレンタルサーバーの連携

取得したドメインと契約したレンタルサーバーを連携させます。この作業を行うことで、ドメインを使ってサーバー上のデータにアクセスできるようになります。

4

WordPress(CMS)をインストールする

レンタルサーバーの管理画面から、WordPressをインストールします。多くのサーバーでは「クイックインストール」機能が用意されており、数クリックでインストールが完了します。

手順:

  • 1. サーバーの管理画面にログイン
  • 2. WordPressのインストールを選択
  • 3. サイト名や管理者情報を入力してインストールを完了

5

テーマやデザインを設定する

WordPressをインストールしたら、サイトのデザインを整えます。WordPressには無料・有料のテーマが豊富に用意されています。自分のサイトに合ったテーマを選び、デザインをカスタマイズします。

WordPress「テーマ」とは?

サイトのデザインやレイアウトを決めるテンプレートのことです。テーマを変更することで、サイトの見た目や構成を簡単にカスタマイズできます。

6

プラグインをインストールする

必要な機能を追加するために、プラグインをインストールします。

プラグイン とは?

プラグインとは、ソフトウェアやアプリケーションに追加機能を提供するための拡張モジュールやプログラムのことを指します。とりわけ、WordPressの「プラグイン」とは、サイトに新しい機能を追加するための拡張機能のことを指します。

プラグインをインストールすることで、WordPressの基本機能を強化したり、特定の目的に応じた機能を簡単に追加できます。

WordPressのプラグインには、以下のような種類があげられます。

プラグインの例:

  • SEO対策:Yoast SEO、All in One SEO Pack
  • セキュリティ:Wordfence Security
  • バックアップ:UpdraftPlus
  • お問い合わせフォーム:Contact Form 7
7

コンテンツを作成&サイトを公開して運営開始

すべての設定やデザイン、コンテンツ作成ができたら、サイトを公開して運営を開始します。公開後は、定期的にコンテンツを更新し、アクセス解析を行いながら改善を続けます。

【2】サイト作成後のステップ

アフィリエイトサイトを成功させるには、検索エンジンにサイトの内容を正しく理解してもらうことが大切です。

これを実現するためには、検索エンジンがサイトの情報を収集し、そのデータを登録する仕組み(これを「インデックス」といいます)にサイトを登録してもらう必要があります。インデックスされると、Googleの検索結果にサイトが表示されるようになり、検索を通じて多くの人がサイトを訪れる可能性が高まります。

作成したサイトやブログを検索エンジンに認知させましょう
サイトやブログを作成した後、検索エンジンに認知されることは、ユーザーに見つけてもらうための第一歩です。

特に日本国内では、Googleの検索エンジンシェアが非常に高く、【約75%~80%】のユーザーがGoogleを利用していると言われています。そのため、Googleに認知され、検索結果に表示されることは、サイトやブログのアクセス数を増やすために非常に重要です。

<参考>日本国内の検索エンジンシェア率(2024年データ)

日本における検索エンジンのシェア
また、Googleは検索エンジンの中でも最も利用者が多く、検索アルゴリズムが高度であるため、Googleに評価されるサイトは他の検索エンジン(BingやYahoo!など)でも評価されやすい傾向があります。

そのため、まずは作成したサイトやブログが、Googleに認知されるために対策をすることが最優先事項となります。

サイトやブログをGoogleに認知させるためにやること

1. Google Search Consoleへの登録とサイトマップの送信
Googleにサイトの存在を知らせ、クロールを促すための最初のステップです。Search Consoleを利用することで、Googleが効率的にサイトをクロールし、インデックス(=検索エンジンのデータベースに登録)してくれるようになります。
手順:

  1. Google Search Consoleにアクセスし、サイトを登録する。
  2. サイトマップ(例: https://example.com/sitemap.xml)を作成し、送信する。
  3. インデックス状況を定期的に確認し、エラーがあれば修正する。

2. SSL化(HTTPS対応)
Googleは、セキュリティが強化されたHTTPSサイトを優先的に評価します。SSL化されていないサイトは、検索順位が下がる可能性があるだけでなく、ユーザーからも「安全でないサイト」として警告が表示されることがあります。
手順:
1. レンタルサーバーの管理画面でSSL証明書を有効化する。
2. サイトURLを「http://」から「https://」に変更する。
3. 必要に応じて、旧URLから新URLへのリダイレクト設定を行う。

3. オリジナルで質の高いコンテンツの作成
Googleは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを最も重視します。検索エンジンに認識されるだけでなく、検索結果で上位表示されるためには、質の高いコンテンツが不可欠です。
ポイント:
1. ユーザーのニーズに応える情報を提供する。
2. キーワードを適切に含めたタイトルや見出しを設定する。
3. 他サイトのコピーではなく、独自性のある内容を作成する。


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